>オートブラケットじゃアカンの?
そんな機能が存在する事をすっかり忘れていました。昔愛用していたF4Sでリバーサルフィルムを使用する際にはプロの真似をして確かにその機能を使っていました。その当時の被写体はほとんど動かない風景や建物だったため重宝したものです。フィルム代は3倍でしたが仕事でしたから会社の経費。個人的な出費だったら出来なかった芸当かも知れません。もちろん今はデジタル時代ですから経費の心配は要らないのですがD5100にその機能が有る事に今の今まで気付きませんでした。この投稿を見てもしやと思い取説を見直してみて初めて気付いた次第です。20年近く使っていなかった機能で今まで考えた事も無かったですが使い勝手次第では使えるかもと思い久々にちょっと試写してみた感触では、動きの速い野鳥を相手にする場合3枚撮影が終るまで次の撮影に入れない事や3枚目が切り終ると再度シャッターボタンを押し直さないと連写が止まってしまう事など使いにくさも感じました。3枚の内2枚は適正露出ではない訳ですから秒間10コマのフラッグシップ機ならともかく4コマのD5100にはキツイかも知れません。オートブラケットは適正露出が分からない時に保険として前後の露出を撮っておくという機能に他なりません。頭の中で適正露出がどの辺か分かっている時に無駄なコマを撮影したいとは思いません。例えば空抜けになった瞬間にはプラス補正したいだけなのです(AE撮影で露出補正するという方法も有りますが咄嗟には操作しづらいです)。従って実際の現場では結局マニュアル撮影でシャッタースピードを素早く変えるという対応や予めマニュアルモードのシャッタースピードを空抜けを想定した設定にしておきAE撮影からマニュアル撮影に切り替えるといった対応をしています。これは取りも直さずマニュアル撮影ですから習熟を要しますしヒューマンエラーがどうしても起こります。この部分をカメラの機能で補ってくれれば楽なので「ピントの合焦している部分で測光する」機能を提案した訳です。
なおRAW撮影して現像ソフトによる画像処理で対処するという方法も試してみた事が有りますがFINEとの差が分かりませんでした。データが重くなるデメリットしか感じなかったのでその後は専らFINEで撮影しています。
話は変わりますがAIはカメラを変えるのでしょうか?もしAIカメラが自ら画角内の被写体を判断して露出やピント、ズーミングなどを決定してしまうという時代が到来したらイノベーションを起こすのかなと思います。もちろん僕みたいなユーザーの楽しみを奪う事になるのでしょうがカメラ好きの一部ユーザーはマニュアル撮影すれば良い訳で一般ユーザーにとっては夢の様なカメラになるのではないかと思います。
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