僕なんかは技量が足りないのか横着なのか結構AE撮影してますけど少数派なのでしょうか。特にキクイタダキなどの小鳥の場合は動きが激し過ぎてマニュアルでは追い付けないケースが多いので日常的にAE&AF撮影しています。もしマニュアル撮影するとしたら左手でピントリングを、右手親指でコマンドダイヤルを、右手人差指でシャッターボタンをそれぞれプロのピアニストばりに同時に操作しなければなりません。マニュアル撮影する時はそれが最適だと判断した場合に限られます。以前コメントした通りAEでは露出補正が必要な場合はマニュアルに切り替える事も有ります。年代物のレフレックスレンズなどではマニュアル撮影しか出来ないという制約も有ります。コンマ何秒以下でめまぐるしく撮影条件が変わってしまう様な状況では全てカメラに任せてしまった方が歩留まりが良いので選択肢の一つとしてAE撮影します。そんな状況でなおマニュアル撮影にこだわるとしたら自分のスキルを上げたいとかマニュアル撮影そのものを楽しみたいとか別の処に動機が有るという事なんだと思います。
撮影に充分な余裕が有ればマニュアル撮影で自分の意図を反映させる画作りに専念できますが、逆にその状況でカメラ任せにしてしまうとしたら「写真を撮った」ではなくて「カメラが写した」とか「たまたま写った」になってしまい達成感が得られにくくなってしまうでしょう。AIカメラがサポートするとしたら人間の神経伝達速度と動体視力の限界を超え物理的にマニュアル撮影が困難な場合に撮影者の意図を酌んで映像に反映させる方向ではないかと考えます。
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